株式会社NFデバイステクノロジー

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システムインテグレーション

開発実績3 : 遠隔地複合環境試験システム

 

遠隔地にある複合環境試験機の状態を監視しながら、複数チャネルの出力信号を24時間記録するシステムです。タイマーで設定した時間になると、電気的特性の計測を無人で実行します。

定期的、または問題発生時には電子メールを自動送信するので、遠隔地でも試験の状態を知ることが可能です。

LabVIEW 環境試験システム 

 

導入の背景・課題

  1. 24時間連続試験で、1時間ごとに電気的特性を計測したい。
  2. 複合環境試験機は公共施設内に設置されているので、早朝、夜間の出入りができない。また、約40キロ離れた場所から、試験状態を監視したい。
  3. 複合環境試験機は外部リモート制御機能がないので、コンピュータから制御できない。
  4. 16チャネルの出力信号を、24時間記録したい。

 

解決方法

 

  • 複合環境試験機からタイムチャートに従って出力される信号を、デジタルI/Oで監視する。
  • 複合環境試験機からの出力信号ONにあわせて、電気的特性の計測を開始する。
  • 定期的、またはトラブル発生時に、試験状態を電子メールで自動送信する。
  • エヌエフ回路設計ブロック社製 データロガーEZ7510を2台使用して、16チャネルの出力信号を24時間記録する。
LabVIEW 遠隔監視システム 

 

導入した効果

  • 複合環境試験機の出力信号を監視することで、自動計測プログラムと連動することが可能となり、無人化が可能となった。
  • 電子メールの自動送信を使用して、試験状態を定期的に知ることができる。また、トラブル発生時に早期対応できるようになった。
  • 出力信号16チャネル分のデータを、24時間記録できるようになった。

 

システム構成

LabVIEW 自動化システム構成

 

 
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